【レポート】Zoomセミナー「スタートアップ×クラウドファンディング×ヘルスケア」 2020年10月17日(土)

肌寒くなってきました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
先週10月17日にZoomセミナーをLife Project主催、WBSヘルスケア部共催で開催しましたので、レポートさせていただきます。

クラウドファンディングを用いた資金調達が注目されています。2018年には国内のクラファンの新規プロジェクト支援額が2000億円を超えました。購入型では大型プロジェクトの達成が続き、2017年度は新規プロジェクト支援者数が前年度比で倍増し、年度内で延べ137万人となり、15,321プロジェクトを支援。中でも、購入型が大きく寄与しており、支援者数全体の58%(79万人)を占めています。

そのように拡大しているクラファン市場の中で、実際にクラファンを利用されたヘルスケア領域のスタートアップ4社(うち3社は達成、1社は支援募集中)を招いて事業内容やクラファンの体験談を伺う機会を設けました。

Agenda

Agendaは上記の通りです。

〇オープニング〇
まずオープニングでは、WBSヘルスケア部の理事である石倉浩司さんから人を主体とした、Patient Journeyに基づいたレイヤー構造などヘルスケア業界全体の変化についてご紹介いただきました。そして、Life Projectの活動をLife Project Founder/Presidentの大角知也からご紹介させていただきました。

〇資金調達について〇
資金調達について、Zoomの投票機能を活用しながら参加者の皆さんにも参加いただき、実際に内部(経営者本人の自己資金や知人からの借り入れなど)、外部(民間金融機関など)、出資(VCやクラファンなど)、補助金・助成金どのような資金調達方法を選択したかなど生の声をいただきました。

〇ピッチ〇
そして、ピッチ!Life Projectの理事でもあり、医薬品開発受託や薬事コンサルティングなどを手がけるG&P-Japan(ジーアンドピージャパン)合同会社の合同代表でもある北川美和( https://www.business-plus.net/interview/2007/k5658.html )が司会を務め、4社からピッチをいただきました。

1社目:株式会社 Ltaste CTO 三木則尚様
【米国特許取得】塩分摂取量をほぼゼロにする魔法!「ソルトチップ」で誰でも健康に。
こちらMakuakeを活用し500%の達成をされておられます。クラファン利用については、資金調達というよりは商品の宣伝を目的に実施。クラファンのユーザー層と自社商品のユーザー層がマッチしていないと厳しいなど、実際にクラファンをされたからこそ聞ける情報をいただきました。三木先生、ありがとうございました!

三木先生

2社目:株式会社 サードウェイ CEO 太田順子様 (明治大学ビジネススクール卒)
病気と歩む道はあなたの物語。患者によるがん治療の記録を実現。こちらをREADYFORを活用し目標金額200万円を達成されておられます。支援者のタイプは代表の知人が多かったことや、やりたいことがブラッシュアップできたり、社内のモチベーションがあがったことや市場調査やブランディングにつながったというお話をいただきました。太田さん、ありがとうございました!

太田さん

3社目:株式会社 湘南バイオデザイン CEO  鈴木紳祐 様 (早稲田大学ビジネススクール在学中)
大腸肛門病専門医発!腸内細菌検査キット、エンテロン「Home」先行販売!
こちらをCAMPFIREを活用して160%以上の達成をされておられます。保険・製薬・飲食業界からもニーズが高く、腸活が話題になっている腸内細菌の検査のキットを販売されています。(https://s-b-d.co.jp/
クラファンの目的は、資金調達と共に、腸活が話題であることとCAMPFIREがコロサポートプログラムがあり手数料通常17%→0%で実施可能なことからクラファンを実施。PV数などに苦労した点、Life Projectも貢献できた点などを共有いただきました。鈴木先生、ありがとうございました!

鈴木先生

4社目:株式会社 and family CEO 佐々木将人様 (ビジネスブレークスルー卒)
【介護って何だろう?】大切な人の笑顔を守るためにゲームで体験! #けあとの遭遇を本日(2020年10月24日)時点でクラファンにチャレンジ中です。ご支援いただければと思います! https://camp-fire.jp/projects/view/316823 
本Life Projectのセミナー中に参加者数名方のご支援があったと伺っております。ありがとうございます。クラファンの目的は、資金調達、仲間募集、認知度向上+信頼性であったとお話されておられました。佐々木さん、頑張ってください!ありがとうございました!

〇パネルディスカッション〇
ピッチ後は下記のディスカッション・テーマをもとに登壇者とパネルディスカッションを行いました。クラファンのデザインフェーズで考えたこと(目標設定金額や目的などの設定)や募集フェーズ(友人や知人等への声掛け、Facebookの広告機能の是非、ラジオなどのメディア、ページ更新など)での工夫や苦労をお伺いしました。

スタートアップの課題は、資金ぶりと社外のエンゲージメントや社内の方々との目線合わせ、スケールする際の工夫などなどお話をいただきました。MBAの意義としては、MBA仲間が壁打ち相手になることなどがあげられました。フレームワークだけでなく、情報と行動力が必要。「失敗しても良いんだ」ということを学んだ場であることなどのお話もいただき、一歩前へ踏み出す勇気も重要だと感じました。

ディスカッション・テーマ

〇クロージングリマークス〇
クロージングリマークスはLife ProjectのCo-Founderである藤尾夏樹より、実践者ならではの情報があり、四社四様の情報が参考になったこと。クラファンの目的として資金調達だけでなく、信頼性の獲得や実績作りという側面もあることが確認できたことが有益だったとコメントさせていただきました。

Life Projectとしてこのような場をご準備できることも我々Life Projectの価値だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

参加者から続々とコメントなどもいただいております。ご参加ありがとうございました!ひとつコメントをご紹介させていただきます。

『昨日は本当にありがとうございました。自身がちょうど先月、認証申請を都庁に提出したタイミングだったので、この上なく参考になりました‼️‼️企画して下さったLife Projectには感謝でいっぱいです!昨日の学びから、今後、資金集め目的ではなく、マーケティング目的でクラファンを企画したいと思っています。』

このように少しでも皆さんのお役に立てたのであれば嬉しいです。これからもMBAとヘルスケア領域を軸に活動をしてまいります。

イベントのご依頼やマッチング、ご相談案件などあれば、ホームページのコンタクト欄からお問い合わせくださいませ。
引き続きよろしくお願いいたします。

Life Project理事一同